打ちこみ稽古

ゲーマーの理系大学生です。 大学生活や趣味について書いてます。

卒論研究にて思ったこと(忘備録も兼ねて随時追記)

こんばんは。

2017年現在、学部の卒論研究に取り組んでいる最中です。

 

主に学部三年生以下の人へ、あるいは研究生にとってなるほどと思ってもらえるような研究室忘備録を書きたいと思います。

 

ちなみに現在卒論研究最中ですがあまり精神は安定しません。こんなことを言っていますが実は相当ゆるい生活を送っています。でも辛いんです。なぜなのかは後述します。

 

卒論研究がつらい理由

成果がでない

なんといってもこれですね。そもそも結果が出たらそれを発表して終わりですから。

 

研究は基本的に誰も取り組んだことのない、すなわち結果が不明である問題に対して良いか悪いかわからないけど得られた実験結果を考察するという各プロセスが不明だらけの(ストレスフルな)好奇心をくすぐられるものです。

 

したがって基本的には実験はうまくいかないのが当たり前で、失敗した結果をどのように次に活かしていくかを無限に試行することになります。

 

ちなみにうまくいった場合にも他の条件を変えたらどうなるとか追加の検討材料が無限にあります。

 

長期戦である

意外と効くのが研究は長期戦であることです。

 

講義と卒論の特徴を簡単に書くと

3年生までの講義:半年間週に1か2回講義を受けテストを受けて終わり

卒論研究:一年間自由に研究をして最後に発表と卒論提出

となります。

 

これだけですと半年と一年の違いならそんなに大きくないと思いますが、卒論研究は大体週に3日以上は取り組み、先述のように基本的に失敗の繰り返しで、テストと異なり間違った答えは許されない(データとして使えない)ので負担が大きいです。

 

つまり、卒業に必須の単位なのに失敗が続くため、長い期間悩み抜くことになるということです。私は研究室配属後一ヶ月ぐらいは卒業できるのか不安でした。

 

 卒論は結構大変だということは以上の理由が大きいです。

 

一応私の研究室生活でこれらの問題について心がけていることを記しておきます。

解決策(思考法)

 

卒業できなかった学部生はほとんどいない

 

これが一番です。あなたの研究室には先輩がいますよね。そしてその人達は卒論研究を終えていますよね。そして世間のほとんどの大学生はそれを終えています。

 

そう考えるとまあ最後はなんとかなるだろうと思いませんか。

 

指導教員(研究室の教授)と日常的にコミュニケーションを取る

ご存知の方は多いと思いますが実は卒論研究は失敗しても通ります。では、本当は何が必要なのか、それは自分の研究室の指導教員の認可です。つまり、どんなに実験結果がひどくても、卒論や発表の内容がひどくても指導教員が認めれば卒業はできます。

 

これは極端な話ですが、もう少し現実的な形で言うと、教授の描く卒業までの自分の研究のゴールにすり合わせることが重要ということです。教授の手足となり考え無しに従うという意味ではありません。自分の実験結果や考察を話せばそれが有意義かどうか、次の一手には何をすればいいのかを教授は一緒に考えてくれます。これを繰り返すことで自分と教授の卒論像が一致して卒業までスムーズに進むということです。

 

もう一歩加えるなら、なるべく早く卒論研究のゴールを見つけることです。(もちろん教授の納得するような)ただし、何も考えずに尋ねるのではなくちゃんと議論の中で聞くようにしましょう。良い報告の書き方についてはもう少し私の中でもスキルが確立したら記事にしたいと思います。

 

研究室にいるときにしか研究のことは考えない

研究は長期戦だと書きましたが、これは常に解決しない問題を抱えているのと一緒です。私は仕事が溜まっている状態で遊ぶのが嫌いなのでレポートなどは最速で仕上げていたのですが研究の場合はそのようにはいかないため研究室配属直後はストレスが溜まりがちでした。

 

そこで思い切って家では一切研究のことを考えないようにしました。

理由としては

・どうせ研究室に行って作業等をしなければ問題は解決しない(理論系の場合はわかりませんが)

・長時間だらだらと悩んでも質の高い答えや成果は出ない

・短時間で研究に集中した方が充実感も成果も出る&遊びも楽しむことができる

 

と考えたためです。

 

私は絶対に研究室には泊まりませんし基本的に昼過ぎから6~7時間ほどしか研究室には滞在しません(作業6時間雑談1時間)

 

割り切りが大切だと思います。

 

さいごに

現状で考えていることを書きました。何か思い出したら追記します。

 

 

 

 

 

すべての理系学生へ、研究室選びは大学受験よりも大切だ【選び方9選】

 理系学生の花形といえば研究室でしょう。修士ならば三年間、博士ならばそれ以上の付き合いになる研究室を選ぶのは就活や大学受験と同等の重要性を持ちます。

 

しかし、この研究室、適当に選ぶと本当に泣きを見ることになるんですよね...

 

少し私の学科の友人の例を挙げると

 

友人A

研究室に行く頻度:週2回

滞在時間:大体4時間ぐらい(コアタイム無し) 

 

友人B

研究室に行く頻度:週6 回

滞在時間:10:00~21:00(コアタイムあり)

  

と、天と地ほどの差がありますよね。(これ以上に楽だったり辛かったりのケースもあります。それとコアタイムって何ってなるかもしれませんが一旦置いておいてください)これだけでも研究室選びで今後三年間の運命が決まることは想像がつくでしょう。

三年生までの講義で得られる単位はみんな一律に勉強すれば良かったのですが卒論の単位は人によって重みが本当に何百倍と差が出ます。

 

そこで今回は研究室選びのときに重要な内容についてまとめてみました。

ちなみにターゲットとする層は

 

・趣味など自分の時間を充実させたいが、修士卒業できる程度にまともな研究室に入りたい学部三年生、あるいは外部院試組

 

を想定して書いています。

 

はじめに私の結論を書くと

 

教授の人間性>>>>>>(越えられない壁)>>研究員の雰囲気>研究テーマ=コアタイム、ゼミなどの拘束時間>>(越えられない壁)>>その他

 

となります。では個別に見ていきましょう。

 

目次(上から優先度順になります)

 

 

教員

最重要項目です。ここをミスると全て終わります。

 

「興味がある研究内容の研究室があるんだけど教授の性格がちょっとなあ~、でもこの研究がしたい」

 

なんて思っているあなた、自他ともに認める天才でもない限りその研究室はやめましょう。

 

研究室とは小さな社会です。その中でも教授や准教授というのはその社会のトップです。トップの人が言うことは基本的に絶対です。そのトップとそりが合わなければどうなるでしょうか。またあなたの卒論修論にOKを出すのは教授です。研究もその教授といわば二人三脚でおこなうものです。

 

なんとなく重要性が掴めてきたでしょうか。判断基準としては

 

・他の研究室の先輩にその教授について聞く(他の研究室の人の情報はほとんど正しいです、特に悪い噂は。)

 

・普段の講義の様子を観察する

 

・研究室見学のときに実際に話す

 

このへんですかね。教員との相性は個人差があるので自分と相性が良さそうかをある程度の基準にして良いと思います。ただし、他の人がヤバイと言っている教員は大体お察しなのでご注意を… 

 

併せて研究室の教員の人数も確認しましょう。

 

例えば教授と助教が一人ずついる研究室の場合は実際に研究室に配属された後に自分の面倒を見るのは助教で教授はほとんど関わらないといったことがよく起こるからです。面倒を見る人の重要性はもうわかりますよね。

 

また、助教がいる研究室では学生室に助教がいる場合もあるため確認しましょう(学生室で研究めんどくさいみたいな話ができませんよね、あとゲームとか)。

 

研究員(学生)

 こちらも重要な項目です。研究室の選び方なのに全然研究内容に触れていないですが、これで良いと思います。研究室はとにかく人間関係が重要です。会社のトラブルの八割が人間関係だと聞いたこともあります。とにかく人です。そのあとにテーマについて聞きましょう。

 

下手したら先生よりも関わる時間が多いのは先輩や同期です。辛い環境だとしても周りにいい人しかいなければなんとかなるかもしれませんし、逆も然りですよね。

 

三年生のときに見学に行く場合は来年必ずお世話になるであろう人、具体的には4年生と修士1年生の先輩と全員話をしてみたほうがいいです。M2はほぼ就職するのでどうでもいいです。このときにあれ?ってなった場合は注意しましょう。

 

コアタイム

コアタイムとは研究室に必ず居なくてはいけない時間のことです。

例えばコアタイムが10時から5時ならば原則としてその時間は研究室にいてねって意味になります。

 

 コアタイムの有無については必ず教員、学生の双方に確認しましょう。学生と教授の言っていることが異なることも結構あります(大体学生の言うことが実際のところですが)。

 

さて、コアタイムですが、かなり重要なパラメーターです。実験系の研究室はコアタイムが存在することが多いです。大体は10時から5時ぐらいですが有機合成系の研究室は9時から9時なんて所もあります。とんでもないですよね。

 

コアタイムのメリットは

 

・毎日決まった時間に行くから規則正しめな生活になる

 

・研究室で分からないことがあったときにすぐ質問ができる

 

コアタイムさえ守れば他の時間は自由(な場合もある)

 

が挙げられます。特に二つ目の質問ができるのは大きいメリットだと思います。コアタイムが無い研究室の場合は先輩に質問があってもそのときに居ないことがありますからね。

 

次にデメリットですが

 

・研究室に決まった時間を束縛される

 

この一点に尽きます。毎日決まった時間を拘束されるとアルバイトや昼間にしたいことに制限がかかります。また、研究室によってはコアタイムに遅刻すると怒られることもあるそうです。

 

私は自分で時間管理をしたかったためコアタイムの無い研究室を選びました。自分で時間や予定の管理ができる人はコアタイムが無い研究室がおすすめです。

 

また、コアタイムがある研究室の場合は休みや遅刻についてはどのように対応するのかを確認すると良いでしょう。メールを送るのか申請用紙を書くのか、そしてそれは必ず了承されるのかは確認しましょう(ここでNGがある場合はまあお察しですよね)。

 

また、土日は休みかも一応確認しましょう。ついでに夏休みなど長期休暇の存在も確認しましょう。普通に夏休みが無い研究室も多いですからね。毎年実家に帰るため二週間ほど家を開けているが大丈夫かとでも言えばわかります。

 

研究テーマ

テーマの内容

 お待たせしました。研究テーマです。基本的な方針としてつまらないと思わない分野なら何でも大丈夫です(適当)。え?おしまい?って方向けに理由を書くと...

 

なぜならば、研究室でおこなわれている研究というのは本当に最先端のことばかりで学部生では判断が難しいことが多いためです。実際に研究テーマを見ると思っていたのとは違う!なんてこともよく有ります。そのためざっくりとしたジャンルでなんとなく大丈夫そうなものなら何でも良いです。

 

 ちなみに、研究のタイプは大きく分けて理論系と実験系が存在します。

 

 理論系とは実験をしない研究で、紙とペンのみだったり、シミュレーションソフトを用いたりする研究分野のことを指します。

 

特徴は実験をしなくて良いこと、どこでも研究ができることが挙げられます。ただし実験をしないため完全に成果主義になりがちです。個人的なイメージですが頭のいい人は理論系が向いていそう。

 

 一方で実験系とは実験をしてその結果から考察をすることで成果をまとめる研究のことを指します。

 

特徴は研究室に来る頻度がどうしても高くなること、反応時間が長かったり、試薬や微生物などの取扱いが大変なことがあります。

 

ただし、実験系は実験をすればなにかしらの結果は出るため常に検討する材料があり、頑張っているアピールがしやすいです。加えて実験系では装置から自分で組み立てるのか、先輩のを使いまわせるのかなど実際に実験するときの流れを確かめましょう。工作が苦手な方は要注意です。

 

ちなみにこれはどっちでも良いと思います。ただし卒論なら実験系の方が失敗しても書きやすいから個人的にはこちらをおすすめします。

 

研究テーマの決め方(補足)

 研究室に所属している人は誰もが研究テーマを持っているはずですが、そのテーマがどのように決まったのかも研究室ごとに異なります。

 

大きく分けると

 

・教授から否応なしに指定される

 

・教授からいくつかの選択肢を与えられその中から好きなものを選ぶ

 

・自分で案を出してそれをもとに教授と話して決める

 

・自分で案を出す(いわゆる放置系?)

 

の四つにわけられると思います。

 

 研究テーマは大体の学生が気にすると思いますがその決め方まで目が届く人は多くないでしょう。私の意見ですが、少なくとも学部4年生が教授の意見なしでテーマを決めるのはほぼ無理です。ここでは先程の一番下以外の決め方ならまあ大丈夫でしょう。できれば向こうから案を出してもらえたほうがいいです。

 

ゼミの頻度

 どの研究室にも存在するであろうゼミです。

 

ゼミには大きく分けて三種類あり

 

・雑誌会:自分の研究テーマに関係する論文を紹介する

 

輪講:あるテーマについての専門書を研究室メンバーで分割して説明し合う

 

・進捗報告会:自分の研究の進捗状況を報告する

 

となっています。名称については各研究室ごとで様々です。

 

進捗報告と輪講or雑誌会で週に2回程度イベントがあるのが平均的ではないかと思います。

 

ここで確認したいのは何曜日の何時から何をするのか、また、自分の発表機会はどの程度の頻度で回ってくるのかについてです。

 

私の場合は進捗報告会と雑誌会が毎週あり、自分の番は進捗報告が月に一回、雑誌会が年に二回となっています。

 

個人的には二週に一回よりも多い進捗報告は進捗をこまめに出すために、結構頑張る必要があると思います。

 

また、これらのゼミについては研究室見学の際にかかる時間や雰囲気について必ず聞きましょう。地獄のような雰囲気のゼミは嫌ですよね。

 

英語が苦手な人は、研究室には留学生がいることも多くゼミで使われる言語が英語である場合も結構あるので 英語はどのくらい必要なのかも聞くと良いでしょう。

 

就活について

.就活とゼミの兼ね合い

まず、就活をさせてくれないところはやめましょう。研究がどんなにうまくいっても自分が就職できなければ正直研究の成果なんてどうでもいいです。

 

さて、就活とゼミについてですが学部就職と修士就職で少し異なります。

 

学部就職についてはネガティブな先生も若干います。学部就職をする人は必ず見学の際に就職する旨を伝えておきましょう。その際に大丈夫だと言わない研究室はやめましょう。ゼミを休みにしてくれる研究室は稀だと思いますが、日程を変更してくれる所が良いです。一番良い判断方法は修士二年の先輩に今年の就活についてゼミの日程をどうしたのかを直接聞くことです。

 

修士就職については学部就職と同様にゼミの日程がどのように変わるのかを聞いておきましょう。

 

就職状況

研究室の先輩の就職状況を聞きましょう。うまく言っている場合もそうでない場合もその要因が研究室なのかその人個人のものなのかを確認しましょう。研究が忙しくて就活が十分にできない場合は避けましょう。個人の問題の場合は研究していて鬱になったとかでない限りは気にしなくて良いです。

 

また、自分が就職したい分野が決まっている場合にはその分野に就職したOBがいるかも聞くと良いでしょう

 

まあ就活はコネを使わない限りはほぼ自分の力があればなんとかなるので大丈夫です。

 

飲み会、研究室旅行

ここは個人差が大きいと思いますが、

一年のうちに

新歓、前期終わり、忘年会or新年会、卒論修論おつかれ会、追いコンぐらいの飲み会と一泊二日の研究室旅行ぐらいが普通じゃないかと思います。飲み会が嫌いな人は飲み会がどれくらいの頻度で開催されるかは必ず聞きましょう。

 

設備

実際に研究する際の設備です。まあそんなに気にしなくて大丈夫ですが気になる点を。(後半になるにつれて適当になっていて申し訳ありません、まあ優先度が低いので)

 

自分のPCが支給されるかは聞いても良いと思います。

 

実験系の場合は実験装置が気になると思いますが、正直配属段階では何が置いてあると良いのかなどの判断が難しいです。

 

そこで一案。

 

直感的にはなりますが、いくつか研究室見学をおこなうとなんか実験室がかっこいい研究室となんかかっこよくない研究室があることに気づくと思います。かっこいいと思った研究室はほぼ間違いなく良い設備でお金が潤っています。実験を頑張りたい人は見学のときに装置について質問してみましょう。教授はその辺にお金をかけていたら話を喜んでしてくれるかもしれませんしその対応で判断しても良いでしょうね。

 

ちなみに私は全く気にかけませんでした。

 

学会

学会について気にするのは学生の参加具合とお金についてです。

 

参加具合については学生と教授に聞きましょう。参加は強制なのか自主的なのか、研究室で何割程度の人が参加したことがあるか、参加する場合はどのぐらいの頻度なのかを確認すれば大丈夫だと思います。

 

お金については参加する場合は交通費やホテル代などどこまで出してくれるかを聞きましょう。

 

さいごに

研究室選びは本当にしっかり考えたほうが良いです。

 

最近は理系ならば大学院まで進学するのが当たり前といった風潮があるため研究にそこまで意欲がないが就職のために大学院進学をする学生が増えているそうです。

 

そんな方こそ自分は何を主軸に学生、院生生活を送り、最終的に何をしたいのかを考えて研究室を選びましょう(もちろんしたいことは研究ではないのですが)。

 

それと結構な長文になってしまいましたがこの文章を読むよりも、直接研究室に訪問に行くほうが何倍も重要であることを最後に再度伝えておきます。

 

かなり偏った記事だとは思うのでご意見等ございましたらお願いします。