打ちこみ稽古

理系大卒社会人です。 趣味のゲームやアニメについて書いてます。スプラトゥーン2/ウデマエX/パワー2600/BeatmaniaⅡDX/SP皆伝

研究室の正確な情報を得るためには

こんにちは。

 

最近、研究室配属の時期が近づいてきたこともあってかアクセス数が少しだけ伸びてありがたいです。

 

研究室の選び方についての記事を書いておいてアレなのですが、研究室の情報を得るために役に立つ方法を書きたいと思います。

 

確実性が高い

研究室訪問に行き、そこに所属する人と話をする

 

確実性が低い

それ以外

 

以上です。

 

何が言いたいかというと研究室を選ぶときには必ず研究室に訪問に行きましょうということです。

 

たとえば

・友人の噂話

・他の研究室の人から聞いた噂話

・ネットに溢れる情報サイト

・研究室のHP

これらは情報が間違っていたとしても誰も責任を取ってくれませんし、信憑性が定かではありません。悪い噂は割と合っていますが、雪だるまのように大きくなることもありますし、個人の受け方にもよりますし。

 

一般に正確な情報を得るには情報の発信源から情報を獲得しますよね。今の場合ですと、ここで指す情報源とは研究室に所属する人のみです。この当事者にしかわからないことが山のようにあります。自分が気になること、雰囲気をなるべく自分自身で確かめに行きましょう。同じところに何度も足を運ぶ勢いでいきましょう。

 

そのためにインターネットや友人からの情報を参考にするのは良いと思います。

 

ぜひ可能な限りすべての研究室に足を運んでみましょう。

卒論研究にて思ったこと(忘備録も兼ねて随時追記)

 

こんにちは。

 

主に学部三年生以下の人へ、あるいは研究生にとってなるほどと思ってもらえるような研究室忘備録(卒論編)を書きたいと思います。

 

学部4年生時代の卒論、いわゆる卒業論文制作にあたって感じたことを忘備録のように書いておこうと思います。ちなみに感想としては、「結構精神的に辛い」です。

 

なぜ辛いのか、また辛いときにはどのようにその状況を対処していたのかを以下に記します。

 

卒論研究がつらい理由

成果がでない

なんといってもこれですね。そもそも良い結果が出たらそれをまとめて発表して卒業ですから。

 

研究は基本的に「誰も取り組んだことのない」、すなわち「結果が不明である問題に対して」、「良いか悪いかわからないけど得られた実験結果を考察する」という各プロセスが答えの定まっていない不明だらけの(ストレスフルな)好奇心をくすぐられるものです。

 

したがって基本的には研究はうまくいかないのが当たり前で、失敗した結果をどのように次の一手に活かしていくかを無限に繰り返すことになります。

 

研究成果について発表しないと卒業できないから実験する→うまくいかない&意味のわからない結果が出る→改善策や新しい手法を考える→またうまくいかない→繰り返し

 

となるとつらいですよね。

 

ちなみにうまくいった場合にも他の条件を変えたら結果はどのように変わるとか追加の検討材料が無限にあります。つまり終わりがほとんど無いです。

 

長期戦である

意外と効くのが研究は長期戦であることです。3年生までの講義の何倍、何十倍もの時間労力をかけることになるのはかなり大きいです。

 

講義と卒論の特徴を簡単に書くと

3年生までの講義:半年間週に1か2回講義を受けテストを受けて終わり

卒論研究:一年間自由に研究をして最後に発表と卒論提出

となります。

 

これだけですと半年と一年の違いならそんなに大きくないと思いますが、卒論研究は大体週に3日以上は取り組み、先述のように基本的に失敗の繰り返しで、テストと異なり間違った答えは許されない(データとして使えない)ので負担が大きいです。

 

つまり、卒業に必須の単位なのに失敗が続くため、長い期間悩み抜くことになるということです。私は研究室配属後一ヶ月ぐらいは卒業できるのか不安でした。

 

 卒論は結構大変だということは以上の理由が大きいです。

 

一応私の研究室生活でこれらの問題について心がけていることを記しておきます。

解決策(思考法)

 

卒業できなかった学部生はほとんどいない

 

これが一番です。あなたの研究室には先輩がいますよね。そしてその人達は卒論研究を終えていますよね。そして世間のほとんどの大学生はそれを終えています。

 

そう考えるとまあ最後はなんとかなるだろうと思いませんか。

 

長時間悩まない

研究はうまくいかないのが基本、と書きました。そして重要なのはうまくいかなかったときにどれだけ早く次の一手に移行できるかが重要だと私は思います。

 

長くても1日以上悩んでも意見や発想がまとまらない場合は先輩や指導教員に相談しましょう。こちらは所詮研究生1年目ですから。自分なりの意見を持った上で相談すれば(まともな人なら)応じてくれるでしょう。

 

悩む時間は研究の成果の面で見ると何も進んでいない時間です。せめて潰すことのできる雑用などをこなしたりしつつ考えるようにしましょう。あと長時間悩むと気が滅入りそうですし。

 

指導教員(研究室の教授)と日常的にコミュニケーションを取る

ご存知の方は多いと思いますが実は卒論研究は失敗しても通ります。では、本当は何が必要なのか、それは自分の研究室の指導教員の認可です。つまり、どんなに実験結果がひどくても、卒論や発表の内容がひどくても指導教員が認めれば卒業はできます。

 

これは極端な話ですが、もう少し現実的な形で言うと、教授の描く卒業までの自分の研究のゴールにすり合わせることが重要ということです。教授の手足となり考え無しに従うという意味ではありません。自分の実験結果や考察を話せばそれが有意義かどうか、次の一手には何をすればいいのかを教授は一緒に考えてくれます。これを繰り返すことで自分と教授の卒論像が一致して卒業までスムーズに進むということです。

 

もう一歩加えるなら、なるべく早く卒論研究のゴールを見つけることです。(もちろん教授の納得するような)ただし、何も考えずに尋ねるのではなくちゃんと議論の中で聞くようにしましょう。良い報告の書き方についてはもう少し私の中でもスキルが確立したら記事にしたいと思います。

 

研究室にいるときにしか研究のことは考えない

研究は長期戦だと書きましたが、これは常に解決しない問題を抱えているのと一緒です。私は仕事が溜まっている状態で遊ぶのが嫌いなのでレポートなどは最速で仕上げていたのですが研究の場合はそのようにはいかないため研究室配属直後はストレスが溜まりがちでした。

 

そこで思い切って家では一切研究のことを考えないようにしました。

理由としては

・どうせ研究室に行って作業等をしなければ問題は解決しない(理論系の場合はわかりませんが)

・長時間だらだらと悩んでも質の高い答えや成果は出ない

・短時間で研究に集中した方が充実感も成果も出る&遊びも楽しむことができる

 

と考えたためです。

 

 

割り切りが大切だと思います。(実験拘束時間がひたすら長い人には適用できないかもしれませんね...)

 

さいごに

これらは私個人の考えです。何かご意見などございましたらコメントなどをいただけるとありがたいです。

 

 

 

 

 

すべての理系学生へ、研究室選びは大学受験よりも大切だ【選び方9選】

 理系学生の花形といえば研究室でしょう。修士ならば三年間、博士ならばそれ以上の付き合いになる研究室を選ぶのは就活や大学受験と同等の重要性を持ちます。

 

しかし、この研究室、適当に選ぶと本当に泣きを見ることになるんですよね...

 

少し私の学科の友人の例を挙げると

 

友人A(ホワイト研究室)

研究室に行く頻度:週2回

滞在時間:大体4時間ぐらい(コアタイム無し) 

 

友人B(ブラック研究室)

研究室に行く頻度:週6 回

滞在時間:10:00~21:00(コアタイムあり)

  

と、天と地ほどの差がありますよね。(これ以上に楽だったり辛かったりのケースもあります。それとコアタイムって何ってなるかもしれませんが一旦置いておいてください、後で説明します)これだけでも研究室選びで今後三年間の運命が決まることは想像がつくでしょう。

三年生までの講義で得られる単位はみんな一律に勉強すれば良かったのですが卒論の単位は人によって重みが本当に何百倍と差が出ます。

 

そこで今回は研究室選びのときに重要な内容についてまとめてみました。

ちなみにターゲットとする層は

 

・趣味など自分の時間を充実させたいが、修士卒業できる程度にまともな研究室に入りたい学部三年生、あるいは外部院試組

 

を想定して書いています。

 

はじめに私の結論を書くと

 

教授の人間性>>>>>>(越えられない壁)>>研究員の雰囲気>研究テーマ=コアタイム、ゼミなどの拘束時間>>(越えられない壁)>>その他

 

となります。では個別に見ていきましょう。

 

目次(上から優先度順になります)

 

 

教員

最重要項目です。ここをミスると全て終わります。

 

「興味がある研究内容の研究室があるんだけど教授の性格がちょっとなあ~、でもこの研究がしたい」

 

なんて思っているあなた、自他ともに認める天才でもない限りその研究室はやめましょう。

 

研究室とは小さな社会です。その中でも教授や准教授というのはその社会のトップです。トップの人が言うことは基本的に絶対です。そのトップとそりが合わなければどうなるでしょうか。またあなたの卒論修論にOKを出すのは教授です。研究もその教授といわば二人三脚でおこなうものです。

 

なんとなく重要性が掴めてきたでしょうか。判断基準としては

 

・他の研究室の先輩にその教授について聞く(他の研究室の人の情報はほとんど正しいです、特に悪い噂は。)

 

・普段の講義の様子を観察する

 

・研究室見学のときに実際に話す

 

このへんですかね。教員との相性は個人差があるので自分と相性が良さそうかをある程度の基準にして良いと思います。ただし、他の人がヤバイと言っている教員は大体お察しなのでご注意を… 

 

併せて研究室の教員の人数も確認しましょう。

 

例えば教授と助教が一人ずついる研究室の場合は実際に研究室に配属された後に自分の面倒を見るのは助教で教授はほとんど関わらないといったことがよく起こるからです。面倒を見る人の重要性はもうわかりますよね。

 

また、助教がいる研究室では学生室に助教がいる場合もあるため確認しましょう(学生室で研究めんどくさいみたいな話ができませんよね、あとゲームとか)。

 

追記:余裕があれば、ドクター(D)の学生も確認しましょう。ドクターが学部生と同じテーマを持つことも多く共同作業者になる場合も多いです。相性は大事です。

 

ホームページがある研究室では出版論文と学会について調べてみましょう。修士以下の学生が論文を出している場合(これはすごいけどヤバイ)、助教がたくさん論文を出している場合(学生が手足となって作業している場合が多い)、所属人数に対して出版数が多い場合は少し気をつけましょう。(もちろん成果を出したい人は逆にこの数を意識しましょう)

 

研究員(学生)

 こちらも重要な項目です。研究室の選び方なのに全然研究内容に触れていないですが、これで良いと思います。研究室はとにかく人間関係が重要です。会社のトラブルの八割が人間関係だと聞いたこともあります。とにかく人です。そのあとにテーマについて聞きましょう。

 

下手したら先生よりも関わる時間が多いのは先輩や同期です。辛い環境だとしても周りにいい人しかいなければなんとかなるかもしれませんし、逆も然りですよね。

 

三年生のときに見学に行く場合は来年必ずお世話になるであろう人、具体的には4年生と修士1年生の先輩と全員話をしてみたほうがいいです。M2(研究室では修士のことをM、学部生のことをBと呼びがち)はほぼ就職するのでどうでもいいです。このときにあれ?ってなった場合は注意しましょう。

 

 

コアタイム

コアタイムとは研究室に必ず居なくてはいけない時間のことです。

例えばコアタイムが10時から5時ならば原則としてその時間は研究室あるいは学内にいてねって意味になります。

 

 コアタイムの有無については必ず教員、学生の双方に確認しましょう。学生と教授の言っていることが異なることも結構あります(大体学生の言うことが実際のところです、規定より長かったり短かったり様々です)。

 

さて、コアタイムですが、かなり重要なパラメーターです。実験系の研究室はコアタイムが存在することが多いです。大体は10時から5時ぐらいですが有機合成系の研究室は9時から9時なんて所もあります。とんでもないですよね。

 

それと拘束時間が長い研究室であってもコアタイム自体は9-17時で、実際は9-23時まで滞在する場合が多いです。会社の残業のようなものですね。まあ無賃労働(むしろ授業料払っているのでマイナス)ですが。したがってコアタイムが長くないからといって滞在時間もそうであるとは限らないということです。

 

コアタイムのメリットは

 

・毎日決まった時間に行くから規則正しめな生活になる

 

・研究室で分からないことがあったときにすぐ質問ができる

 

コアタイムさえ守れば他の時間は自由(な場合もある)

 

が挙げられます。特にすぐ質問ができるのは大きなメリットだと思います。コアタイムが無い研究室の場合は先輩に質問があってもそのときに居ないことがありますからね。

 

次にデメリットですが

 

・研究室に決まった時間を束縛される

 

この一点に尽きます。毎日決まった時間を拘束されるとアルバイトや昼間にしたいことに制限がかかります。また、研究室によってはコアタイムに遅刻すると怒られることもあるそうです。

 

私は自分で時間管理をしたかったためコアタイムの無い研究室を選びました。自分で時間や予定の管理ができる人はコアタイムが無い研究室がおすすめです。

 

コアタイムがある研究室の場合は休みや遅刻についてはどのように対応するのかを確認すると良いでしょう。メールを送るのか申請用紙を書くのか、そしてそれは必ず了承されるのかは確認しましょう(ここでNGがある場合はまあお察しですよね)。

 

また、土日は休みかも一応確認しましょう。ついでに夏休みなど長期休暇の存在も確認しましょう。普通に夏休みが無い研究室も多いですからね。毎年実家に帰るため二週間ほど家を開けているが大丈夫かとでも言えばわかります。

 

研究テーマ

テーマの内容

 お待たせしました。研究テーマです。基本的な方針としてつまらないと思わない分野なら何でも大丈夫です(適当)。え?おしまい?って方向けに理由を書くと...

 

なぜならば、研究室でおこなわれている研究というのは本当に最先端のことばかりで学部生では判断が難しいことが多いためです。実際に研究テーマを見ると思っていたのとは違う!なんてこともよく有ります。そのためざっくりとしたジャンルでなんとなく大丈夫そうなものなら何でも良いです。

 

 ちなみに、研究のタイプは大きく分けて理論系と実験系が存在します。

 

 理論系とは実験をしない研究で、紙とペンのみだったり、シミュレーションソフトを用いたりする研究分野のことを指します。

 

特徴は実験をしなくて良いこと、どこでも研究ができることが挙げられます。ただし実験をしないため完全に成果主義になりがちです。個人的なイメージですが頭のいい人は理論系が向いていそう。(シミュレーションは実験の要素も含まれていますが理論寄りな気がします)

 

 一方で実験系とは実験をしてその結果から考察をすることで成果をまとめる研究のことを指します。

 

特徴は研究室に来る頻度がどうしても高くなること、反応時間が長かったり、試薬や微生物などの取扱いが大変なことがあります。

 

ただし、実験系は実験をすればなにかしらの結果は出るため常に検討する材料があり、頑張っているアピールがしやすいです。加えて実験系では装置から自分で組み立てるのか、先輩のを使いまわせるのかなど実際に実験するときの流れを確かめましょう。工作が苦手な方は要注意です。

 

ちなみにこれはどっちでも良いと思います。ただし卒論なら実験系の方が失敗しても書きやすいから個人的にはこちらをおすすめします。

 

研究テーマの決め方(補足)

 研究室に所属している人は誰もが研究テーマを持っているはずですが、そのテーマがどのように決まったのかも研究室ごとに異なります。

 

大きく分けると

 

・教授から否応なしに指定される

 

・教授からいくつかの選択肢を与えられその中から好きなものを選ぶ

 

・自分で案を出してそれをもとに教授と話して決める

 

・自分で案を出す(いわゆる放置系?)

 

の四つにわけられると思います。

 

 研究テーマは大体の学生が気にすると思いますがその決め方まで目が届く人は多くないでしょう。私の意見ですが、少なくとも学部4年生が教授の意見なしでテーマを決めるのはほぼ無理です。ここでは先程の一番下以外の決め方ならまあ大丈夫でしょう。できれば向こうから案を出してもらえたほうがいいです。

 

ゼミの頻度

 どの研究室にも存在するであろうゼミです。

 

ゼミには大きく分けて三種類あり

 

・雑誌会:自分の研究テーマに関係する論文を紹介する

 

輪講:あるテーマについての専門書を研究室メンバーで分割して説明し合う

 

・進捗報告会:自分の研究の進捗状況を報告する

 

となっています。名称については各研究室ごとで様々です。

 

進捗報告と輪講or雑誌会で週に2回程度イベントがあるのが平均的ではないかと思います。

 

ここで確認したいのは何曜日の何時から何をするのか、また、自分の発表機会はどの程度の頻度で回ってくるのかについてです。

 

私の場合は進捗報告会と雑誌会が毎週あり、自分の番は進捗報告が月に一回、雑誌会が年に二回となっています。

 

個人的には二週に一回よりも多い進捗報告は進捗をこまめに出すために、結構頑張る必要があると思います。

 

また、これらのゼミについては研究室見学の際にかかる時間や雰囲気について必ず聞きましょう。地獄のような雰囲気のゼミは嫌ですよね。

 

英語が苦手な人は、ゼミで英語はどのくらい必要なのかも聞くと良いでしょう。研究室には留学生がいることも多くゼミで使われる言語が英語である場合も結構あります。スライドは英語で発表は日本語、全部英語など様々です。 

 

就活について

.就活とゼミの兼ね合い

まず、就活をさせてくれないところはやめましょう。研究がどんなにうまくいっても自分が就職できなければ正直研究の成果なんてどうでもいいです。

 

さて、就活とゼミについてですが学部就職と修士就職で少し異なります。

 

学部就職についてはネガティブな先生も若干います。学部就職をする人は必ず見学の際に就職する旨を伝えておきましょう。その際に大丈夫だと言わない研究室はやめましょう。ゼミを休みにしてくれる研究室は稀だと思いますが、日程を変更してくれる所が良いです。一番良い判断方法は修士二年の先輩に今年の就活についてゼミの日程をどうしたのかを直接聞くことです。

 

修士就職については学部就職と同様にゼミの日程がどのように変わるのかを聞いておきましょう。それと就活の時期に研究が疎かになりがちですがそれについて指導教員がどのように考えているのかもさりげなく聞き出せると良いです。

 

 

就職状況

研究室の先輩の就職状況を聞きましょう。うまく言っている場合もそうでない場合もその要因が研究室なのかその人個人のものなのかを確認しましょう。研究が忙しくて就活が十分にできない場合は避けましょう。個人の問題の場合は研究していて鬱になったとかでない限りは気にしなくて良いです。

 

また、自分が就職したい分野が決まっている場合にはその分野に就職したOBがいるかも聞くと良いでしょう。OBと気軽に連絡がとれる環境は意外と重要です。

 

まあ就活はコネを使わない限りはほぼ自分の力があればなんとかなるので大丈夫です。(就活では研究でどれだけ成果を出したかよりも話す能力のが大事だと思いました。もちろん職によりますが...)

 

追記:私の就職活動が終了したため就活についてこの記事と同じようなスタンスの内容を書こうと思います。よろしければ御覧ください(加筆途中)

 

masa-beat.hatenablog.jp

 

 

飲み会、研究室旅行

ここは個人差が大きいと思いますが、

一年のうちに

新歓、前期終わり、忘年会or新年会、卒論修論おつかれ会、追いコンぐらいの飲み会と一泊二日の研究室旅行ぐらいが普通じゃないかと思います。飲み会が嫌いな人は飲み会がどれくらいの頻度で開催されるかは必ず聞きましょう。

 

設備

実際に研究する際の設備です。まあそんなに気にしなくて大丈夫ですが気になる点を。(後半になるにつれて適当になっていて申し訳ありません、まあ優先度が低いので)

 

自分のPCが支給されるかは聞いても良いと思います。

 

実験系の場合は実験装置が気になると思いますが、正直配属段階では何が置いてあると良いのかなどの判断が難しいです。

 

そこで一案。

 

直感的にはなりますが、いくつか研究室見学をおこなうとなんか実験室がかっこいい研究室となんかかっこよくない研究室があることに気づくと思います。かっこいいと思った研究室はほぼ間違いなく良い設備でお金が潤っています。実験を頑張りたい人は見学のときに装置について質問してみましょう。教授はその辺にお金をかけていたら話を喜んでしてくれるかもしれませんしその対応で判断しても良いでしょうね。

 

ちなみに私は全く気にかけませんでした。

 

学会

学会について気にするのは学生の参加具合とお金についてです。

 

参加具合については学生と教授に聞きましょう。参加は強制なのか自主的なのか、研究室で何割程度の人が参加したことがあるか、参加する場合はどのぐらいの頻度なのかを確認すれば大丈夫だと思います。

 

お金については参加する場合は交通費やホテル代などどこまで出してくれるかを聞きましょう。

 

さいごに

研究室選びは本当にしっかり考えたほうが良いです。

 

最近は理系ならば大学院まで進学するのが当たり前といった風潮があるため研究にそこまで意欲がないが就職のために大学院進学をする学生が増えているそうです。

 

そんな方こそ自分は何を主軸に学生、院生生活を送り、最終的に何をしたいのかを考えて研究室を選びましょう(もちろんしたいことは研究ではないのですが)。

 

それと結構な長文になってしまいましたがこの文章を読むよりも、直接研究室に訪問に行くほうが何倍も重要であることを最後に再度伝えておきます。

 

かなり偏った記事だとは思うのでご意見等ございましたらお願いします。

 

追記:久しぶりにアクセス解析したら、この記事が本ブログの8割近くのPVを占めているそうです。最近理系学生系の記事を書いてなかったので再開しようかなあと思いました。