打ちこみ稽古

理系大卒社会人です。 趣味のゲームやアニメについて書いてます。スプラトゥーン2/ウデマエX/パワー2600/BeatmaniaⅡDX/SP皆伝

やがて君になる TVアニメ感想・2期の可能性について(原作バレ考慮)

みなさまこんにちは。

 

今日は、2018年秋アニメの「やがて君になる」について

アニメのほうが13話を終了したので、その感想と2期の可能性について書きたいと思います。途中で警告文が出るまではネタバレなしで書いています。

 

はじめに2期の実現可能性ですが、現段階では公式側の情報から2期制作については特におこなわれていないと判断できます。

以下はクスノキさん(原作の編集者)のツイート。

 ということですので、その他多くのアニメと同様に、買い支えることしか私達にできることはないのでしょうか(笑

 

一般に、アニメの続編が出るかどうかは

 

・1期の円盤売上

・原作ストック

 

が大きく関わっています。

 

・売上について

2018年10月段階でコミックスは70万部売れたそうです。まあアニメ制作と原作売上には、殆どの場合相関が無いので意味がなさそうですが。

 

ブルーレイについては1万枚が続編のボーダーだと言われています(定かではありません)。

12/21日発売のやがて君になるBD1巻の売上は、12/25時点で2849枚だそうです。まだ判断するには十分な日数ではありませんが、初週が一番売れることを考えるとどうだろうか...とも思います。

 

追記1/28時点でBD3975枚です。コミックスは重版がかかったそうです。みんな、BD買おうよ!!!ニコ生再放送に来てた人がみんな買えばいけるって!!!

 

 

 

 

 

 

・原作ストックについて

 

アニメでは原作5巻の前半まで(25話分)を放送しました。既刊は6巻まで、電撃大王では現在37話まで掲載されています。

このこととストーリー展開を併せて考えると、ちょうど来年の今頃に原作完結→それに合わせて2019秋アニメで2期の4月は君の嘘パターンとかあったら面白いですね。

 

原作から追いつきたい人は5巻から買うとちょうど良いと思います。

ただし、それ以前の巻でも、少し順番が入れ替わっていたり、漫画で読み直すと心情表現が変わっている部分があったりと読み返す価値は十分にあるのでこちらも買うとベターです。

 

 

やがて君になる(5) (電撃コミックスNEXT)

やがて君になる(5) (電撃コミックスNEXT)

 

 

 

やがて君になる(6) (電撃コミックスNEXT)

やがて君になる(6) (電撃コミックスNEXT)

 

 

 

以上より、2期の実現可能性は、我々視聴者の購入次第ではないかと、いつもどおりの結論です。

 

ここまでで、私が言いたいこととしては、2期が見たい人は円盤買おう!ってことだけです。アニメって地上波でタダで見られるしなんなら違法サイトでいつでも見返せるし、という気持ちもわかります。

しかし、自分が本当に好きな作品、制作してくれた方に貢献したいという気持ちが少しでもある(お金もあれば)のでしたらぜひとも買いましょう。

 

ちなみに、やがて君になるの2期ですが、私の予想ですと、死人が大量に発生するのではないかと考えています。なぜならば、1期の終わりが原作準拠で、正直アニメだけ見た人からすると「え?結局オチなしで続くの?」と思ってしまう人がいるほど原作の続きへと綺麗に接続しましたよね。あれは、この後の文化祭での生徒会劇が終わるところで、この物語の1つの締めが来るからです。そしてこの生徒会劇後に物語が大きく動くことになり死人が出るだろうなあといったところです。

 

 

 

以下は私の個人的な、この作品が好きな理由等をネタバレ気にせずに書いています。原作の続きを見ていない方はここまでお読みいただきありがとうございました。(強制撤退)

 

 

 

 

 

 

それでは率直な感想を

 

 

はやく2期で生徒会劇編完結と修学旅行編をみたいですね。

6巻の最後で生徒会劇が終わったことによる、決定的な侑の心情と行動変化が起こります(ここで私は生殺しの気分になり本誌まで追いかけることになったのですが)。

現在、本誌では生徒会旅行がスタートしたところですが、おそらく沙弥香からアクションが起こると思います。フラれるんだろうなあああああああああ。

 

やがて君になる」の好きなところはたくさんありますが、

 

・キャラとその心情、行動に理由がある

 

これが最大の理由です。

 

 

百合だけでなく、恋愛マンガを読むときに、人が人を好きになる理由がおざなりであることは多々あります。その点でこの作品は、侑は人を好きになる、特別な気持ちがわからない、燈子は好きになるというのはその人の好きな部分を好きになるだけで、そこが変わったらその人を好きになれないとそれぞれ非常にめんどくさい(面白い)考えを持っていて、この気持ちがどのように変化していくのかを見ることができます。私はBL以外の恋愛マンガはそれなりに読みますが、男女よりも同性愛のほうが好きになる理由、その葛藤が十分に描かれていると思います。

 

この作品では侑の特別に思う気持ちが生徒会劇が終わるときに確実なものとなります。そして、例の川で好きであることを告白しましたがこのときの燈子の対応も以前と比べだいぶ柔らかくなっている(崩せそう)こともわかります。

 

あるいは、対比構造としては、侑と佐伯先輩もあります。たがいに燈子と親密な関係を持っていますが、燈子を変えようとする侑と一定以上は踏み込まなかった佐伯先輩。この辺の違いがおそらく修学旅行で出てくるんでしょうね。佐伯先輩も都さんとの関わりでだいぶ心情に変化がでていますしね。

 

 

ちなみにお気に入りのシーンは

・体育倉庫のシーン(エロ峠などとアニメでは言われていましたね、私も最初見たときはエチチチチチチチチチチ(コンロ点火)って感じでした)

・合宿の川の字で寝る見開きページ(これはアニメよりも原作の構図ならではって感じの良さでした)

・生徒会劇終わったとき七海先輩が泣いたシーン

アニメですと

・13話でecho(レズの集うカフェです)で燈子と沙弥香が帰るときに手を合わせるシーンがOPと被ったシーン

です。

 

細かい点で言いますと、燈子は侑と話すときだけ姉のことをお姉ちゃんと呼ぶことや、二人で並んで歩くときにカバンの持つ手を変えること、OPのキャラが身につけている花の花言葉なども良いですね。(調べると考察が出てきます)

 

好きなキャラは槇くんと侑ですね。槇くんはただの百合厨で、視聴者からのヘイト管理能力が高いこと、侑は心情変化が無意識に行動や言葉に現れる点が一番わかりやすいからです。